こんにちは、メガネブーツです。
前回の記事では「なぜ倉庫の住人は増えていくのか」というテーマで書きましたが、今回はその続き。これからキャンプを再設計するにあたり、道具を買う前にやっておきたいことを2つのステップで整理してみました。
潤沢なお小遣いがあるわけでもないですし、正直、無駄な買い物はもうしたくない。そんな思いから、あえて立ち止まって考えてみることにしました。
この記事が「自分でできる範囲で満足感の高い」キャンプスタイルを築く参考になれば幸いです。
ステップ①:まずキャンプ関連の”情報収集”から始める
結論:買うかどうかを一旦横に置いて、どんなものが存在するかを知ることが先です。
一昔前のキャンプ道具といえば、「焚き火台といえばコレ」「テントといえばコレ」という定番がある程度決まっていましたし、スタイルも画一化されていました。でも今は違います。
大手メーカーはもちろん、個人や小規模なガレージブランドまで、驚くほど多くのメーカーが次々と新しい道具を生み出しています。「追っても追っても辿り着けない」と感じるほど、選択肢は広がっていて、中には「これって何に使うんだろう」と感じるようなニッチな道具まで存在します。
これはつまり、「人と違うものがいい」という心理もあり、個々のニーズに合った道具が見つかりやすくなったということだと思います。この需要側の細分化された欲求を上手く掴み、商品を作っている供給側の開発センスや努力には素直に感心してしまいます。
ただ、選択肢が増えるということは、それだけ迷う時間も増えるということでもあります。
- あれもいいな、これもいいな……と候補が増えすぎて決められない
- 悩んで購入したのに「やっぱり違う方がよかったかも」と後悔する
こういった経験、ひとつやふたつはあるんじゃないでしょうか。
以前の私も、次々と生まれる新しい道具の情報を追いかけて、SNSやYouTubeを見続けていた時期がありました。時間もかかるし、心が休まる暇もなくて……「より良くしたい」とは別の何かに駆られていたような気がします。今思い返せば、だいぶ”熱く”なっていたなと。
悪いことではないと思うし、どんどんキャンプに新たな魅力を付け加えていくことはキャンプ好きとして喜ばしいことです。ただ、自分は気づけばいささか疲れてしまっていた。正直、そんな感覚がありました。
だからこそ、最初のステップとして大切にしたいのが「購入を前提にせず、フラットに情報を集める」という姿勢です。欲しいかどうか、こういうスタイルがいいなどをイメージするよりも先に、まず”どんなものがあるか”を知っておく。SNSやYouTube、メーカー公式サイトなど“買わない前提”で情報を収集したり、自分の知らなかったメーカー、ブランドを探してみるなど。それだけで、後の判断がずいぶん楽になると思っています。(熱くなりそうになったら画面をすぐ閉じてくださいね)
ステップ②:自分のキャンプスタイルを”言語化”する
結論:何を買うかの前に、「どんなキャンプをしたいのか」を言葉にしておく必要があります。
情報収集でたくさんの道具を知ったうえで、次にやることは自分のスタイルの整理です。
最近のキャンプ道具はステップ①でも触れましたが、スタイルによって細分化が進んでいて、ソロキャンプ向け・ファミリー向け・車中泊向けなど、それぞれに特化した道具が存在します。スタイルがぼんやりしたまま買い物をすると、「かっこよさ」や「その場の雰囲気」に流されてしまいがちです。
前回の記事でも書いた通り、”その場の熱”で買ってしまうことが「倉庫の住人」を増やす原因のひとつです。そうならないためにも、以下の3つの軸でスタイルを整理してみると分かりやすくなります。
スタイルを整理する3つの軸
| 軸 | 考えるポイント |
|---|---|
| 用途・目的・時季 | ソロ?ファミリー?デイキャン?何人くらいで使う想定?冬も行く? |
| 価格・予算 | 総予算の上限は?1アイテムの価格の目安は? |
| 耐久性・長期目線 | 長く使えるものか、消耗品として割り切るか |
もちろん「好み」や「見た目のかっこよさ」で選ぶことも大事な要素だと思っています。「このメーカーが好きだから揃えたい」という気持ちも、私はとても分かるし、大切にしたい。使っていてワクワクするものを選びたいですしね。ただ今後は、まずこの3つの軸で候補を整理して、用途が被る道具が出てきたときに「好み」や「見た目」をプラスして選ぶ——そういう順番を意識してみようと思っています。
わが家の場合:ファミリーキャンプへの移行
私自身は、これからファミリーキャンプへシフトしていこうと考えています。そうなると自然と選ぶ基準も変わってきます。
- 家族みんなが使いやすいものかどうか
- 設営・撤収の時間効率がいいかどうか
- 「自分がいないと何もできない」道具は候補から外れる
こうして自分の理想とするスタイルに求めることを言語化しておくと、道具の選択肢をかなり絞り込めると思っています。
今ある道具を”見直す”視点も忘れずに
新しい道具を増やすことばかりに目が向きがちですが、今持っているものを棚卸しすることも同じくらい大切です。
- 役割や用途が被っているものはないか
- 使用頻度が低いものをそのまま持ち続けていないか
- 逆に、明らかに足りていないものはあるか(例:チェアは足りているか、テーブルの大きさは合っているかなど)
「新しいものを買う前に、今あるものを見つめ直す」この一手間が、結果的に余計な出費を減らし、倉庫の住人を増やさないことにつながります。
まとめ:「悩む時間」は決してムダじゃない
- ステップ①:まず情報収集。購入を前提にせず、フラットに”どんなものがあるか”を知る
- ステップ②:自分のキャンプスタイルを言語化する。用途・予算・耐久性の3軸で整理し、今ある道具も見直す
一見「たかが道具選びにそんなに考える?」と思われるかもしれません。でもスタイルの変更や見直しって、実はお金も時間もかかるし、意外と大変なんですよね。
ただ、その大変さの中には、薄れかけていた”ワクワク感”がたくさん詰まっています。道具を調べる時間、スタイルを考える時間——それ自体がキャンプの楽しみの一部だと思えば、なんだか苦じゃなくなってきませんか。
まずは最新のキャンプ情報を調べるところから。一緒に「アアデモナイコウデモナイ」と悩みながら進んでいきましょう。
当ブログでは、こういった一見シンプルなテーマを、あえてぐるぐると言語化しながら深掘りしています。同じように悩んでいる方がいれば、ぜひ引き続きお付き合いください。
📝 次の記事:実際に見直した道具リストと、ファミリーキャンプに向けて検討中のギアをご紹介予定です。

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